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規制 · 2026-10-13

暗号資産の登録確認、金融庁の一覧と警告の読み方

金融庁の注意喚起ページは10月7日に更新されています。登録一覧と警告一覧の役割を確かめ、ページ更新日、資料の基準日、警告時点を分けて読む方法を整理します。

自宅の机でノートパソコンとチェックリストを確認する人物の手元を描いたAI生成写真
写真:AI生成の編集用イメージ。実際の施設や出来事を撮影したものではありません。

10月7日は注意喚起ページの更新日

暗号資産の取引相手について調べるとき、金融庁の登録一覧と、無登録業者に対する警告一覧は確認の入口になります。ただし、二つの一覧は示す情報と時点が異なります。名前が見つかったかどうかだけで結論を出す前に、何を確認するための資料かを押さえておきましょう。

金融庁の「無登録業者との取引は要注意」というページには、2023年6月30日という元の日付と、2026年10月7日の更新表示があります。本稿は10月13日にその内容を確認した解説です。10月7日を、掲載されているすべての業者へ新たな警告を出した日と読み替えることはできません。また、本日公表された新しい注意喚起として紹介するものでもありません。金融庁はこのページで、日本の居住者を相手に暗号資産交換業を行う者には、日本の法令に基づく登録が必要だと説明しています。まず対象となる業務と日本の居住者という範囲を保ったまま、案内先を確認します。

登録確認は、公式ページの案内先から進める

注意喚起ページには、暗号資産交換業者の登録一覧と、金融庁の金融事業者一括検索へのリンクがあります。金融庁は、一括検索では名称や電話番号などを入力して、免許・許可・登録等を受けた事業者を探せると案内しています。公式の注意喚起を入口にすれば、登録を確認する資料と警告を確認する資料を別々に開けます。

今回その案内から辿った登録一覧PDFは、2026年9月1日現在と表示され、登録番号、登録年月日、暗号資産交換業者名などの欄があります。読むときは、一覧の基準日と、自分が見ている名称を一緒に控えておくと確認の経緯を残せます。会社名とサービス名を区別し、どの名称で調べたかを明らかにするのも、編集部が提案する整理方法です。ただし、本稿では個々の業者の登録を照合しておらず、現在の登録状況について判定していません。実際に確認する際は、公式の案内先で表示される最新の資料や検索情報を確かめてください。

警告一覧は、警告書を出した時点の情報

無登録暗号資産交換業者の警告一覧には、利用上の留意事項が記されています。掲載対象は、警告書を発出した時点で無登録での業務を確認できた者です。一覧に載っていないことは、登録を受けている証明にはなりません。名前がなかったという検索結果と、登録情報が確認できたという結果は、異なる情報として扱う必要があります。

同じ注意書きは、掲載内容が必ずしも現在の無登録営業の状況を示すものではなく、名称や所在地も現在のものとは限らないと説明しています。海外所在業者の一覧には、2026年9月更新と表示されています。注意喚起ページの10月7日更新と、この一覧の更新表示は別です。過去の警告の掲載を、そのまま特定業者の現在の法的状態へ置き換えることもできません。本稿では名前を列挙して業者を評価するのではなく、一覧の注意書きと時点を含めて読む方法を示しています。

登録の確認と、価値の保証を切り分ける

登録一覧PDFには、金融庁・財務局が記載された暗号資産の価値を保証したり、推奨したりするものではないという注意書きもあります。登録情報を確認することと、利用するサービスや資産の安全性、取引の利益を保証することを一つにしないようにしましょう。警告一覧に名前がないことを、適法性や安全性のお墨付きとして扱うことも避ける必要があります。

確認内容を整理するなら、資料の名前、表示された基準日・更新日、確認した日、調べた名称を分けて記録する方法があります。これは本稿の編集上の提案であり、法令上の新しい手続きではありません。登録確認には登録一覧や公式検索、警告の確認には警告一覧とその注意書きを使い、それぞれが答えている問いを保つことが大切です。金融庁資料をもとにChainScope編集部が独自に要約・整理した解説で、政府が作成した案内そのものではありません。特定の業者や暗号資産の利用・購入を勧めるものでもありません。

出典